2021年9月6日月曜日

 8月18日 CIGREの 2021 Virtual Centennial Session が 始まり、 B4 部門(直流送電・パワーエレクトロニクス)のGroup Discussion Meeting(GDM)に参加しました。 2021年が、CIGRE 発足100周年に当たるのでそれを記念して開催されました。通常のパリ大会

では、1日で実施しているものですが、世界中からの参加者のことを考慮して2日に分け、パリ時間で、12:0018:00(日本時間 19:00-23:00、米国 西海岸 午前3-7)に開催されました。司会進行は、2人のラポルトゥールがしましたが、前SC B4の委員長 Rashwanさんがカナダから参加し、顧問のような立場で全体を取り仕切っていました。日本から電源開発の古川さん、瀧根さんがcontributionで参加し頑張っておられました。3月で退職したため、参加費は個人負担にないました。内容には満足していますが、5万円の負担は大きいので、遠隔参加はもう少し安いと助かります。

ご挨拶

系統解析技術研究所と名前は大げさですが、実際は、「個人事業の開業・廃業等届出書」を税務署の届ける際に決めた技術士事務所の屋号です。技術士事務所「系統解析技術研究所」です。個人事業ですから、実態は所長の私ひとりで活動しています。2021年5月19日に開設しました。

私は、電機メーカーで電力系統解析を主に担当してきました。実際の業務で何かトラブルが発生した時に、その原因を電気工学の知識を活用して解明したり、新しい電力機器を開発する際に、その機器が電力系統でどのように動作するかをシミュレーションで解明することを仕事としてきました。私はこのような業務が大好きです。

電力系統で停電が発生したら、どのようなメカニズムでそのような停電が発生したか解明したしています。また、太陽光発電で、1枚の太陽電池が不調になると関連した健全な太陽電池も出力できなくなるようなことも回路モデルで解析したりします。非常用発電機と整流回路を組み合わせると振動現象が発生することなども解明しました。

パワーエレクトロニクス機器を含む電力系統解析でお役に立つことがあればご協力したいと思います。